こんばんは、海老蓮根です。
僕は、小学生の頃からアレルギー性鼻炎に悩まされていて、10年ぐらい前から、数年おきに、鼻炎のレーザー治療をしています。
ずっと鼻炎に悩まされてきた
花粉の時期ももちろん大変なのですが、僕のアレルギー性鼻炎は通年性のものです。本当にひどいときは、鼻水が止まらなくなります。
そうなるともう大変で、ティッシュで鼻水を拭き取っても拭き取っても、水のような鼻水が垂れ流しになります。で、頭はボーっとして何も考えられなくなり、体はダルいし、動けなくなります。
仕事が休みの日はまだ良いのですが、仕事中にひどくなってくるともう大変。もう鼻水垂れ流しなので、ゴミ箱は、ティッシュでいっぱい。ミスがあってはならないような事務作業が手につかなくなってくる。仕事はいっぱい残っている。でも、早く終わらせて帰らないと、かかりつけの耳鼻咽喉科の診察時間に間に合わない、と大変なことになります。
そんなわけなのでで、僕は数年おきに、レーザー治療をするようにしています。人の話を聞いているとたまに効かない人もいるようですが、僕の場合はレーザー治療をすると割りと楽になります。それでも、ときどき鼻水がひどいときもあるのですが。
「鼻炎のレーザー治療をしている」という話をすると、「どんな感じなの?」ってよく聞かれるので、鼻炎レーザー治療の体験談について書きたいと思います。
レーザー治療の流れ
1、鼻炎レーザー治療できる耳鼻咽喉科を探す
レーザー治療は、耳鼻科によってはやっていない(機器がないのかな?)ところもあるので、事前にネットか電話で確認しておいたほうが良いと思います。
それから、レーザー治療は病院に行っても、すぐにしてくれないところも多いです。一度診察を受けてから、次回にレーザー治療の予約をする、という感じです。
僕が行っている耳鼻科もそうです。なので、その日にすぐにやってもらえないこともあるということは覚悟しておいたほうが良いと思います。
「どうしても診察してすぐにレーザー治療をして欲しい!」という方は、事前に電話確認しておいたほうが良いでしょう。
あと、アレルギー症状が出ているときにはレーザー治療はしないほうが良いです。
というのも、レーザー治療は鼻の粘膜を焼きます。鼻炎アレルギーがひどい方はわかると思うのですが、アレルギー症状がひどい時って、すごく鼻がムズムズして、水のような鼻水が出まくります。そういうときは、レーザー治療で粘膜を焼いていても、どんどん鼻水が出てきてしまうんです。鼻水がいっぱい出ている状態だと、レーザー治療をしてもきれいに粘膜が焼けないんです。
つまり、レーザー治療をしても効果が薄くなってしまう可能性があります。
できれば、一度耳鼻科に行ったうえで、アレルギーを抑える薬を処方してもらって、1〜2週間ちゃんと薬を飲んだ上でレーザー治療をしてもらったほうが効果が大きいと思います。
鼻炎がひどいときって、早く楽になりたいから「すぐにでもレーザー治療してほしい!」って思ってしまいますが、少しガマンして確実に効果が高くなるようにしましょう。
僕は今回、薬を処方してもらったうえで、10日後にレーザー治療を予約しました。
2、ガーゼを詰め込んで麻酔をする
で、10日間ほど薬を飲んで点鼻薬もして鼻の調子を整えた上で、レーザー治療当日の話です。
名前を呼ばれて診察室に行くと、先生から
「両方いっぺんにやりますか?それとも片方ずつ2週に分けてやりますか?片方ずつやったほうが身体も楽ですし、時間も短く済みますよ。」と言われました。
以前にやったときは、両方いっぺんにやってもらったのですけど、今回は片方ずつしてもらうことにしました。
レーザー治療は、まず麻酔をします。
僕が今回行ったときは、まず、鼻にシュッと薬を吹きかけられたあと、インフルエンザ検査のときに使うような棒の先に綿がついたものを鼻の奥の方まで入れられました。
その後、麻酔薬を染み込ませたガーゼを鼻の中に詰め込まれました。
ちゃんと数えていないけれど、6、7枚くらいかな。
「えっ!?まだ入れるの!?」
と、いうくらいガーゼを鼻の中に入れます。
この麻酔をする時が一番痛いらしいのですが、僕は昔から鼻づまりに苦しんできました。鼻水がひどいときは、あまりの辛さに鼻の奥のほうまでティッシュをつめてグリグリするといったことも良くしていました。鼻から塩水を入れてみたこともあります。
そのせいか10年前に初めてレーザー治療をしてもらったときから、ガーゼ詰め込み麻酔は全然痛くありませんでした。でも、人によってはかなり痛いらしいので覚悟しておいたほうが良いと思います。
そして、待合室に戻って20分程度、麻酔が効いてくるのを待ちます。
3、レーザーで鼻の粘膜を焼く
麻酔が効いてきたぐらいに、再度名前を呼ばれて診察室に行きます。
そして、いよいよレーザーで鼻の粘膜を焼いていきます。
先生からは「レーザーを使っている間は、口で呼吸をしてくださいね」と言われました。
肉?を焼いていくので鼻の中が焦げ臭くなってきますので、鼻で息をするとむせます。
そして、レーザーが出る棒と一緒に、内視鏡カメラみたいなのを鼻の中に入れます。先生は、モニターでカメラの画像を見ながら、鼻の粘膜を焼いていきました。
レーザー治療と聞いて一番気になる痛みですが、麻酔が効いているせいか痛みはまったく感じません。ただ、鼻の中をコヨリでかき回せれているような感じがしますので、ムズムズしてくしゃみが出ることがあります。
僕は、治療中に3回くしゃみが出ました。以前、アレルギー症状が出ているときにレーザー治療を強行してもらったら、鼻水が止まらなくなり大変でした。今回は、症状が収まっているときだったので良かったと思います。
4、終わったあと
一通り、鼻の粘膜を焼き終えたら終了です。大体15〜20分程度で終わります。
僕が行った耳鼻科では、モニターで焼き終えた後の粘膜を見せてくれました。焼くっていうと茶色くなっていることを想像しますが、ところどころが白くなっている感じでした。
先生は、「きれいに焼けていますよ」と言っていたので、これで大丈夫なんだと思います。
特に問題もなく、「もう片方は来週やりましょう。薬がまだ残っていると思いますので、それまで服用を続けてください。」と言われて終了です。
僕はレーザー治療後に一度も鼻血が出たことはありませんが、人によっては鼻血が出たりするそうです。
5、鼻炎レーザー治療の料金
今回、病院で支払った料金は3070円でした。今回は片方の鼻だけなので安かったみたいです。ネットで見ていると、1万円ぐらいのところが多いみたいです。
でもまあ、予約をしにいったときの診察代と薬代、あと残りの片方の鼻をしたら、大体同じぐらいになるかな、というところです。
鼻炎で苦しんでいる方のお役に立てれば幸いです。
(追記2019.3.9)