読書メモ:終わった人

こんばんは、海老蓮根です。

内舘牧子さんの小説「終わった人」を読みました。

仕事一筋で定年退職した元エリート銀行マンが主人公の小説。仕事に未練タラタラで自らを「終わった人」と呼ぶ。最近、映画化もされました。

読み物としてはとても面白かったですが、僕は早くセミリタイアしたくてしょうがないので、主人公の「どんな仕事でもいいから働きたい」という気持ちはわからないなぁと思いながら読んでいました。

傍から見れば、サラリーマンとして成功したようであっても俺自身は「やり切った。会社人生に思い残すことはない」という感覚を持てない。成仏してないのだ。だからいつまでも迷う迷える魂がさまよっている。

僕はそこそこの会社に入って、そこそこの年収もあります。

知り合いから、「羨ましい」と言われたこともあります。

でも、僕は満足していない。

青白い顔をしながら満員電車に乗り、つまらない仕事を遅くまでする。こんな奴隷のような生活は一日も早く止めたい。

読みたい本や見たい映画、やりたかったゲームもたくさんあるし、寒い日は好きなだけ布団の中でグダグダしたいし、他にも仕事をしていては満足にできないことがキリがないぐらいあります。

もし、余命1か月と宣言されて死ぬことになったら、絶対に成仏できません

人間はいつ死ぬかなんて、わかりません。いつ死んでもいいと思える生き方をしたいと思いました。

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